Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Adobe、ウェブアプリの脆弱性発見プログラムを実施

米Adobe Systemsは、ウェブアプリケーションの脆弱性発見プログラムをHackerOneで実施することを明らかにした。

HackerOneは、脆弱性を発見したバグハンターへ懸賞金を支払うプラットフォーム。TwitterやDropbox、Yahoo!なども参加している。

Adobeでは同プラットフォームを通じて、独立系セキュリティ研究者の手を借り、同社ウェブサイトの脆弱性をなくして顧客保護を強化したいとしている。

コードインジェクションやクロスサイトスクリプティング(XSS)、クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)、ディレクトリトラバーサル、情報漏洩をはじめ、同社オンラインサービスやウェブサイトに関する脆弱性が対象。他者が発見していない脆弱性を、非公開で最初に報告することで、HackerOneのレピュテーションスコアを獲得できる。ガイドラインは、HackerOneで公開されている。

同社製品に関する脆弱性の報告については対象外としており、同社のプロダクトインシデントレスポンスチームが引き続き対応にあたる。

(Security NEXT - 2015/03/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み
「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開
NVIDIAのAI開発フレームワーク「NeMo」に3件の脆弱性