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サイボウズの「リモートサービスマネージャー」に脆弱性

サイボウズのリモートアクセスソフトにサービス拒否の脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、組織外部から同社製品へのリモートアクセス機能を提供する「リモートサービスマネージャー」にサービス拒否の脆弱性「CVE-2014-7266」が含まれているもので、脆弱性を悪用されるとサーバのリソースが枯渇するおそれがあるという。

同社では、2014年4月に「CVE-2014-1983」として脆弱性に対応していたが、対応が不十分でったことから、あらためて修正を実施したもので、修正プログラムを用意している。

脆弱性は、サイボウズがJPCERTコーディネーションセンターへ報告。同センターが調整を行った。

(Security NEXT - 2015/01/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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