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「IBM WebSphere Application Server」に複数の脆弱性

「IBM WebSphere Application Server」シリーズに複数の脆弱性が含まれているとしてセキュリティ機関が注意喚起を行った。

同製品や同製品のハイパーバイザー版に、クロスサイトスクリプティングの脆弱性「CVE-2014-4770」が含まれていることが判明したもの。ブラウザ上で任意のスクリプトを実行させられるおそれがある。

またクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性「CVE-2014-4816」も存在。ユーザーがログインした状態で細工されたページをアクセスし、脆弱性が悪用されると、意図に反した操作が行われる可能性がある。

IBMでは、修正プログラムの提供を開始しており、セキュリティ機関などはバージョンを確認した上で適用するよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2014/10/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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