Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NTT西のフレッツ回線名義やID騙し取るフィッシング - 追加認証情報が狙いか

NTT西日本の顧客向けサイト「Club NTT-West」を装ったフィッシング攻撃が確認されている。フィッシング対策協議会が注意喚起を行った。

同協議会によれば、確認されたフィッシングサイトでは、同社のブロードバンドサービスである「フレッツサービス」における「申し込み内容」の確認などに見せかけ、郵便番号や回線名義、回線ID、顧客IDなどを騙し取る。

5日夕方の時点でフィッシングサイトが稼働しているため、同協議会ではJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。同様の攻撃に注意を促すとともに、類似した攻撃を見かけた場合は、同協議会へ情報提供してほしいとアナウンスを行っている。

攻撃について調査を行ったソフトバンク・テクノロジーのシニアセキュリティエバンジェリストである辻伸弘氏は、今回狙われた「顧客ID」「回線ID」といった情報は、正規サイトのログイン認証時にアカウント情報にくわえ、追加で入力が求められる情報であると指摘。

攻撃者が、すでに何かしらの方法でIDとパスワードのリストを入手しているものの、「顧客ID」「回線ID」といった情報が不足していることから、フィッシングサイトを設置し、情報を収集している可能性もあると分析。リストが洗練され、名寄せが進んでいる可能性もあるとして、注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2014/09/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

フィッシング対策協議会、「フィッシング対策ガイドライン」を改訂
ドコモメールになりすまし警告機能 - 「DMARC」未導入も対象
国税庁装うフィッシング攻撃の報告が増加 - 滞納で差押えなどと不安煽る
フィッシング報告数が再び10万件超に - 目立つ料金督促の偽装
ランサムウェア「Black Basta」に注意 - 500超の組織で被害、医療機関も
「イオンカード」装うフィッシング - 利用明細や取引制限など偽装
先週注目された記事(2024年4月21日〜2024年4月27日)
フィッシング攻撃支援サブスクの関係者を一斉検挙 - 利用者は約1万人
「東京ガス」装うフィッシング - 「対応しないと供給停止」と不安煽る
2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少