Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

カスペルスキー、仮想化環境向け製品に新版 - ウェブ経由の脅威対策を強化

カスペルスキーは、仮想化環境向けマルウェア対策製品の最新版「Kaspersky Security for Virtualization 3.0 Agentless」の英語版を提供開始した。

同製品は、仮想化環境を利用する法人向けのマルウェア対策ソフト。ゲストOSごとにプログラムをインストールする必要がないエージェントレス方式を採用しており、ホストに導入した仮想アプライアンスによって、スキャンやアップデートを一元的に実行する。

最新版では、ウェブサイト経由の脅威に対する保護機能を強化。ウェブサイトからファイルをダウンロードする際にスキャンチェックが可能となったほか、保護対象のゲストOS上で悪意のあるURLを検知した場合、アクセスをブロックできるようになった。

また仮想化環境として「VMware vSphere 5.5」をあらたに対応。ゲストOSとして「Windows 8.1」「Windows Server 2012 R2」をサポートした。

同社では、データセンターやクラウドサービスベンダーなど仮想化環境を利用している法人を対象に製品を展開する。価格は1CPUあたり17万2800円。

(Security NEXT - 2014/08/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

仮想環境向けセキュリティ対策製品を機能強化 - カスペ
仮想環境向け製品を公共機関に割引価格で提供 - パロアルト
トレンドマイクロ、NFV向けセキュリティVNFをリリース
ルネサス、車載システム向けに仮想環境を提供 - セキュリティ対策パッケージも
カスペルスキー、仮想化環境向けセキュリティ製品の新版
カスペルスキー、仮想化環境向けにセキュリティ対策製品
日立、ブラウザ閲覧環境を業務システムから分離するソリューション
クラウド動作のアプリ画面を転送するサービス - NTTコム
トレンド、SDN連携で攻撃への初動対応を自動化するソリューション
フォーティネット、VMware NSX向け仮想アプライアンスをリリース