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クラウド動作のアプリ画面を転送するサービス - NTTコム

NTTコミュニケーションズは、業務アプリケーションをクラウド上で利用する「Enterprise DaaS アプリケーション仮想化機能」を提供開始した。

同サービスは、ブラウザなど特定の業務用アプリケーションをクラウド上で動作させ、その画面を利用者の端末に転送するセキュリティソリューション。同社では、従来よりデスクトップの画面全体を転送するDaaSサービスを提供しているが、今回のサービスでは利用するアプリケーションのウィンドウの画面のみを転送することが可能。

端末内でアプリケーションやデータを直接取り扱わないが、端末内にインストールされたアプリと同様の感覚で利用できる。「Internet Explorer」にくわえ、「Office」には9月に対応する予定。また利用者側の設定が必要となるが、業務アプリケーションにも対応する。

基本メニューの料金は、サーバ台数ごとのサーバ利用料が月額6万4800円。アカウント利用料が1IDあたり月額540円。Officeやマルウェア対策オプションなどを用意している。

(Security NEXT - 2016/03/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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