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制御システムにバッファオーバーフローの脆弱性 - 横河電機

横河電機の制御システム「CENTUMシリーズ」などにバッファオーバーフローの脆弱性が含まれていることがわかった。同社やセキュリティ機関では注意を呼びかけている。

拡張テスト機能にバッファオーバーフロー「CVE-2014-3888」が存在していることが判明したもの。細工されたパケットを処理するとプロセスが停止し、任意のコードを実行されるおそれがある。

横河電機では、3月や5月にも同社制御システムにおける脆弱性を公表し、修正しているが、今回の脆弱性はそれらとは異なる脆弱性。「CENTUMシリーズ」をはじめ、「Exaopc」「B/M9000シリーズ」などが影響を受ける。

同社では、脆弱性の修正パッチの提供を開始しており、同社やセキュリティ機関では利用者へ対策を呼びかけている。

(Security NEXT - 2014/07/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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