Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Usermin」にOSコマンドインジェクションの脆弱性 - 最新版にアップデートを

ウェブメールを管理するためのウェブインターフェースを提供する「Usermin」に脆弱性が存在することがわかった。

同ツールの「バージョン1.600」より前のバージョンに、OSコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2014-3883」が含まれているもの。

ログインしたユーザーが特定の操作をした場合、任意のコマンドを実行されるおそれがある。脆弱性の判明を受けて、情報処理推進機構(IPA)では、早急にアップデートするよう注意を喚起した。

なお同脆弱性は、ラックの山崎圭吾氏がIPAに報告。修正にあたりJPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

(Security NEXT - 2014/06/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目