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303件の「LINE」アカウントが乗っ取り被害 - 電子マネー詐取が目的か

LINEは、同社サービスの利用者において、第三者による不正ログインの被害が発生している問題で、詐欺被害の事例などを紹介し、注意を呼びかけている。

同社によれば、不正ログインの被害を受けたという同社への問い合わせが6月以降増加しており、303件の不正ログイン被害を確認しているという。

悪用されたアカウントは、複数サービスでパスワードの使い回しを行っている利用者が被害を受けているとし、同社経由の情報流出については、あらためて否定している。

今回の不正ログインでは、乗っ取られたアカウントを用いて、アカウント利用者になりすまし、LINEでやりとりする知人などを騙す詐欺の被害が発生している。

手口としては、「プリペイドカードやウェブマネーを買うのを手伝ってほしい」などと、友人や知人に協力を求める内容のメッセージを送信。電子マネーを購入させ、チャージに用いるプリペイド番号などを詐取する。

同社では、アカウントが乗っ取られた場合、詐欺以外にも有料スタンプの購入などによる金銭的な被害や、アカウントを削除される被害が発生するおそれがあると指摘。

サービスごとに異なるパスワードを利用することは、基本的なセキュリティ対策であるとして、他サービスと同じパスワードを利用している利用者に対して、パスワードを変更するなど。適切なパスワード管理を求めている。

(Security NEXT - 2014/06/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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