政府の統計調査で使用する事業所名簿を運送業者が紛失
総務省と経済産業省が、7月1日に実施予定の統計調査で用いる事業所名簿を、運送委託業者が紛失していたことがわかった。
総務省が所管する「経済センサス - 基礎調査」と、経済産業省所管の「商業統計調査」の準備として、地方公共団体に調査関係書類などを送付したところ、配送を委託した協新流通デベロッパーが、事業所名簿を紛失したことが5月21日に判明したという。
紛失したのは岡山県高梁市分の事業所名簿で、同市に所在する1943事業所の正式名称、通称名、所在地、電話番号などが記載されていた。これら情報が不正に利用されたとの報告は受けていないという。
今回の紛失を受け、両省では対象となる事業所に対して文書を通じて謝罪するとしている。
(Security NEXT - 2014/06/18 )
ツイート
PR
関連記事
学会資料に関する患者情報含んだUSBメモリが所在不明に - 山口大病院
受託要配慮個人情報含むPC紛失、約1カ月後に回収 - 日本健康文化振興会
高校で生徒の個人情報含む出席簿を紛失 - 東京都
高齢者世帯名簿を民生委員が紛失、誤廃棄の可能性 - 春日部市
入院患者情報含むUSBメモリが所在不明 - 淡路医療センター
申請書など受領書類の紛失が複数判明、管理不十分で - 厚労省
小学校で卒業生台帳が所在不明、鍵付金庫で保管 - 葛飾区
個人情報が記載されたチケットが所在不明に - 神戸六甲鉄道
学生情報含む書類を電車内に置き忘れて紛失 - 洗足学園音大
個人情報含むUSBメモリ4本が所在不明、監査で発覚 - 静岡県