Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS、8件の月例パッチを事前予告 - 月例でもIEの深刻な脆弱性を修正予定

マイクロソフトは、5月14日に深刻度「緊急」2件を含む月例セキュリティ更新プログラム8件を公開する予定だ。

4段階中もっとも深刻である「緊急」にレーティングされているプログラムでは、「Windows」および「Internet Explorer」の脆弱性を修正。サーバ製品の脆弱性に対しても対応する予定だ。ともに脆弱性を悪用されるとリモートでコードを実行されるおそれがある。

のこり8件の更新は、いずれも4段階中2番目に高い深刻度「重要」。「Windows」をはじめ、「Office」「.NET Framework」に向けたプログラムで、リモートでコードが実行される脆弱性や、権限の昇格、サービス拒否、セキュリティ機能のバイパスなどへ対応する予定。

(Security NEXT - 2014/05/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を
「Apache Commons Text」旧版に深刻な脆弱性 - 「FileMaker Server」に影響
「Chrome」にアップデート - 「WebGPU」「V8」の脆弱性を解消
SAP、月例パッチで脆弱性15件を修正 - 「クリティカル」も
AppleやGladinet製品の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「iOS」にアップデート - 「WebKit」のゼロデイ脆弱性2件など修正
ConnectWise「ScreenConnect」のサーバコンポーネントに脆弱性
「Node.js」のアップデート、公開を延期 - 週内にリリース予定
「macOS Tahoe 26.2」で脆弱性47件を修正 - 「Safari」も更新
「Chromium」ゼロデイ脆弱性、Macに影響 - 米当局が注意喚起