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富士通、サイバー攻撃の初動対応時間を短縮するソフト - 検知時の対応を自動化

富士通は、サイバー攻撃を受けた際の対処を自動化するソフトウェア「FUJITSU Software Systemwalker Security Control」を提供する。

同製品では、従来は手動で対応する必要があったサイバー攻撃を受けた際の対応を、検知製品と同社の運用ノウハウを組み合わせ、自動化を実現した。

マルウェア検知から初動対応までの時間を自動化により短縮し、被害拡大を防止を支援する。エンドポイント検知、ネットワーク検知、ファイアウォール、資産管理製品などとの連携にも対応している。

また攻撃手口に対応した対処作業を標準化でき、検知製品からのアラートを切り分け、感染端末の管理者に対する対処指示を行うことが可能。同社における運用実践では、初動対応の時間を最大約97%削減できたという。

(Security NEXT - 2014/05/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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