市立学校5校で351人分の指導要録が所在不明 - 府中市
東京都府中市は、市立小学校4校と中学校1校であわせて生徒351人分の指導要録が所在不明になっていることを公表した。
同市教育委員会によれば、1月7日に府中第四小学校において児童7人分の「指導要録」を紛失していることが判明。児童の学習や行動、出欠の状況などが記録されており、5年間の保存が義務づけられている。全教職員で捜索を行ったが見つからず、警察へ届け出た。
同市教委ではこの紛失を受け、市立小中学校全33校に対し、1993年度卒業生以降の保存期間内にある指導要録の管理状況について調査を指示。すでに紛失が判明している第四小学校を含む5校から、指導要録の一部が所在不明との報告があった。件数は、あわせて351人にのぼる。
該当校では、全児童および生徒に説明するとともに、保護者に文書を配布し状況説明を行った。また教育委員会では、各校と連携して個人情報の管理方法を見直すなど、再発防止策を講じるとしている。
(Security NEXT - 2014/01/23 )
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