Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

SDNA、ウェブアプリの脆弱性診断サービスを開始

ソニーデジタルネットワークアプリケーションズは、ウェブサイトの脆弱性を検出し、報告する「Webアプリケーション診断」サービスを提供開始した。

同サービスは、ウェブサイトにおける問題点を検出し、報告するサービス。セキュアスカイ・テクノロジーの診断ツールを活用。ツールと手動を組み合わせ、オンライン経由で診断を行う。

診断対象サイトの事前調査を行い、詳細な画面遷移図を作成した上で、診断範囲や診断方法を決定。「クロスサイトスクリプティング」や「SQLインジェクション」「パストラバーサル」のほか、認証やセッション管理など幅広い診断に対応する。

診断後には、検出した問題点をはじめ、評価、具体的な対策案などを提出。改修時の問い合わせはもちろん、危険度がミディアム以上と診断された脆弱性については、1回の再診断を無償で提供する。

「エキスパート診断」は50ページ以上から対応。50ページを診断した場合、料金は128万円。「エクスプレス診断」は10ページより対応。10ページを診断した場合の料金は40万円。対象ページの追加、報告会、改修方針のチェック、オンサイト診断などオプションで対応する。

(Security NEXT - 2013/10/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Apache Sling Resource Merger」にサービス拒否の脆弱性
PDF生成に用いられるPHPライブラリに深刻な脆弱性
ビデオ会議「Zoom」のクライアントなどに脆弱性 - アップデートで修正
ArubaのNAC製品に深刻な脆弱性 - 任意のユーザーを作成可能に
「Outlook」にゼロデイ脆弱性、MSが悪用確認スクリプトを用意
3月公表の「FortiOS」脆弱性、判明のきっかけはゼロデイ攻撃
「Firefox 111」がリリース - 脆弱性13件を解消
「Adobe ColdFusion」にアップデート - ゼロデイ攻撃が発生、早急に対応を
MS、3月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性2件など修正
「Microsoft Edge 111.0.1661.41」がリリース - 脆弱性21件を修正