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ソリトン、データを分割保管する電子割符ゲートウェイ「Tally-WariZen」

ソリトンシステムズは、暗号化したデータを分割して保管することにより、情報漏洩のリスクを抑える電子割符ゲートウェイ「Tally-WariZen」を発売した。10月2日より出荷開始する。

同製品は、データをランダムに分割して別々に保管する電子割符を実現するアプライアンス。データをアップロードすると、複数の割符ファイルに分割。あらかじめ指定したローカルストレージやクラウドストレージに分散保存する。割符ファイル単体から元データの推測は不可能なため、情報漏洩のリスクを低減できる。

災害などで割符ファイルの一部が消失した場合、残りの割符ファイルから元データの復元を可能にする冗長分割機能のほか、割符ファイルからの復元の可否を定期的に自動チェックするベリファイ機能、デジタル証明書による認証、定期バックアップ機能などを備える。

また、PCだけでなくスマートデバイスからも利用可能。ストレージは各種ローカルストレージ(iSCSI、CIFS、NFS)、WebDAV(HTTPS)、FileZen、Amazon S3に対応。価格はオープン。

(Security NEXT - 2013/09/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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