Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

秘密分散法を採用したメールソフトを発売 - 日立

日立製作所は、秘密分散法によりメールを複数に分割して送受信することで情報漏洩を防ぐセキュリティソリューション「メール割符」を11月1日より発売する。

同製品は、データを複数に分割することで漏洩を防ぐ秘密分散法をメールに応用したもの。専用のUSBフラッシュメモリに搭載されており、パソコンに差し込むだけで起動、利用できる。

メールの本文および添付ファイルを割符化して送信するとともに、受信しても専用メモリがないと復号化できない。また、パソコンには分割された状態で保存されるため、盗難時にも情報の漏洩を防ぐことができる。

価格は、ソフトウェア内蔵のUSBフラッシュメモリを含む、10ユーザーライセンス分の基本セットが36万7500円から。

(Security NEXT - 2005/10/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

小学校で教員募集メールを誤送信、メアド流出 - 江戸川区
国民健保の被保険者情報含むUSBメモリを紛失 - 草津市
端末管理システムで誤設定、従業員情報が閲覧可能に - マイナビ
「ConnectWise Automate」に悪用リスク高い脆弱性 - 早急に対応を
DV被害者情報を保育施設で加害者に誤提供 - 奈良市
Cisco製IPフォンや侵入検知エンジン「Snort 3」などに脆弱性
Ruijie製ブリッジ「RG-EST300」に非公開SSH - 修正予定なし
バッファロー製Wi-Fiルータ「WXR9300BE6Pシリーズ」に脆弱性
NVIDIAの「Jetson Linux」やロボティクス開発環境に脆弱性
「Apache NMS.AMQP」に深刻な脆弱性 - アップデートや環境移行を呼びかけ