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アイ・オー・データ、「秘密分散法」でデータを保護するセキュリティソフト発売

アイ・オー・データ機器は、「秘密分散法」を用いてデータを複数に分割することにより、セキュアにデータを保存するソフト「e-割符V3 Pro」を7月下旬より発売する。価格は、パッケージ版が1万290円、ダウンロード版が2980円。

同ソフトは、「秘密分散法」によりデータを複数に分割するセキュリティツール。分割された断片は「割符ファイル」と呼ばれ、それだけでは元のファイルを推測することができず、全ての「割符ファイル」が揃わないと復元できないため、重要データの運搬、保存時における情報漏洩のリスクを低減できる。

また、データを復元する際や元データに対してのセキュリティ機能や、不正コピーされた割符ファイルの復元を禁止する機能を利用することにより、さらに高度なセキュリティ設定が可能。

(Security NEXT - 2005/07/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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