生活保護受給世帯の中学生の個人情報含む名簿を紛失 - 埼玉県
埼玉県が生活保護世帯に対する学習支援事業を委託している一般社団法人において、支援対象である中学生の個人情報が記載された名簿を紛失したことがわかった。名簿は住民により拾得されており、返却手続きが進められている。
同県が事業を委託している彩の国子ども・若者支援ネットワークの職員が、8月23日9時26分、ふじみ野市内のコンビニエンスストアで名簿をコピーした際、原本をコピー機に置き忘れたもの。その後24日1時ごろ、同市在住の男性が名簿を拾得。27日に市内の中学校へ連絡したことで紛失が判明した。
紛失した名簿には、支援対象である中学生17人の氏名、学年、世帯主名などが記載されていた。拾得者から近く返却される予定だという。
同県では対象世帯を訪問して説明や謝罪を行い、委託先に対しては個人情報の取り扱いについて文書による注意を行う方針。
(Security NEXT - 2013/08/30 )
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