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法人向けESET製品、「Windows XP」を2017年2月までサポート

キヤノンITソリューションズは、ESET法人向けライセンス製品「ESET Endpoint Protectionシリーズ」の2製品について、「Windows XP」のサポートを2017年2月末まで延長すると発表した。

サポート期間延長の対象となるのは、ESET法人向けライセンス製品「ESET Endpoint Protection シリーズ」の「ESET Endpoint Security」と「ESET Endpointアンチウイルス」の2製品。Windows XPのサポートを少なくとも2017年2月末まで延長し、その後は状況に応じてさらに期間延長する可能性もあるとしている。

「Windows XP」は、2014年4月9日にマイクロソフトによるサポートが終了する予定だが、OSの移行に時間がかかることが予想されるとして、同日以降も両製品については引き続きサポートを提供する。

サポート範囲は、最新ウイルスへの対応、ウイルス定義データベースのアップデート、電話やウェブフォームによる問い合わせなど。OSにあらたに脆弱性が発見された場合、対応できない場合もあるとしている。

(Security NEXT - 2013/08/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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