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日本レコード協会、ISP16社にユーザー情報を開示請求

日本レコード協会(RIAJ)は、会員レコード会社がインターネットプロバイダ16社に対し、音楽ファイルを無断で公開した利用者の情報開示を請求したと発表した。

「Cabos」や「Limewire」を通じて音楽ファイルを許可なく配信し、著作権を侵害したとして、「プロバイダ責任制限法」に基づき、25人の利用者情報の開示を6月と7月に求めたという。

ファイル共有ソフト「Cabos」の利用者が4月に逮捕されているほか、会員レコード会社では、これまでにも情報開示を受けた31人から反省文や誓約書の提出や、損害賠償金の支払いにより和解している。

同協会では会員レコード会とともに、引き続きファイル共有ソフトを利用した権利侵害に対して積極的な活動を展開していくという。

(Security NEXT - 2013/07/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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