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患者の個人情報や病名など含むPCを電車内で紛失 - 順天堂大付属医療センター

順天堂大学は、患者情報16件が保存されたノートパソコンを、医師が電車の中で紛失したと発表した。

医学部付属順天堂東京江東高齢者医療センターの医師が、6月26日17時55分ごろ、電車の中で私物PCを鞄ごと紛失したもの。

2013年4月から6月の間に呼吸器外科で手術を受けた患者16人の氏名、性別、生年月日、病名、手術の術式が保存されていた。パソコンには、指紋認証や暗証番号によるセキュリティ対策を実施してあるという。

同センターでは、院外へ個人情報を持ち出すことについて禁止しているほか、匿名化など定めていたが、守られていなかった。今後は対策の周知徹底を進め、再発防止に取り組む。

(Security NEXT - 2013/07/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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