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「ColdFusion」に対するゼロデイ攻撃が発生 - 修正パッチは5月14日に公開予定

Adobe Systemsは、「ColdFusion」に深刻な脆弱性が存在することを明らかにした。すでに悪用が確認されており、同社では修正プログラムの開発を進めている。

同製品に、リモートから認証なしにサーバ上のファイルを取得される脆弱性「CVE-2013-3336」が判明したもの。すでに脆弱性を攻撃するコードが手に入る状態で、悪用も確認されているという。

脆弱性は、「ColdFusion 10」「同9.0.2」「同9.0.1」「同9.0」に存在し、以前のバージョンも含まれる。同製品が供給されているすべてのプラットフォームが影響を受ける。

同社では、今回の問題を修正するプログラムの開発を進めており、5月14日にリリースする予定。また製品のユーザーに対して、設定変更による堅牢化など、緩和策の実施を呼びかけている。

(Security NEXT - 2013/05/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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