Oracle、12製品グループの脆弱性あわせて128件を修正
Oracleは、四半期ごとに公開している同社製品の定例アップデート「クリティカルパッチアップデート(CPU)」を公開した。
今回のアップデートは、「Oracle Database」をはじめ、「Oracle Fusion Middleware」「Oracle Enterprise Manager」「Oracle E-Business Suite」「Oracle Sun Products Suite」「Oracle Virtualization Suite」「Oracle MySQL Server」など12製品グループを対象としたもの。
あわせて128件の脆弱性を修正しており、共通脆弱性評価システム「CVSS v2」において「7.0」以上の「レベルIII(危険)」される脆弱性は4件だった。
なかでも「Oracle Database Server」の「CVE-2013-1534」や「Oracle Fusion Middleware」に含まれる「CVE-2013-2380」は、最高値である「10.0」の脆弱性。同社では、脆弱性の悪用を防ぐため、テスト環境で動作を確認した上で早期にアップデートを適用するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2013/04/18 )
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