Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Symantec Endpoint Protection 11」などに脆弱性 - 最新版では修正済み

シマンテックが提供する複数のウイルス対策製品に脆弱性が存在することがわかった。セキュリティ機関などは、影響を受けない最新版へのアップグレードを呼びかけている。

脆弱性情報サイト「JVN」によれば、「CABファイル」の展開時に使用されるコンポーネントに脆弱性「CVE-2012-4953」が判明したもの。悪用された場合、任意のコードが実行されるおそれがある。

影響を受けるのは「Symantec Endpoint Protection 11」と「Symantec Scan Engine 5.2」で、同社の他製品も影響を受ける可能性があるという。

最新版である「Endpoint Protection 12」と「Protection Engine for Cloud Services 7」では影響を受けないとして、製品のアップグレードを呼びかけている。

(Security NEXT - 2012/11/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Appleの動画エンコーダ「Compressor」に脆弱性 - アップデートで修正
Zoho製アプリ監視ツールにコマンド検証回避の脆弱性 - アップデートで修正
「Chrome」のスクリプトエンジンにゼロデイ脆弱性 - 修正版が公開
「IBM AIX」のNIM関連機能に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「MS Edge」にアップデート - 「V8」の脆弱性を解消
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に深刻な脆弱性 - すでに攻撃も
NECのHAクラスタソフト「CLUSTERPRO X」に深刻な脆弱性
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース