Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

KCCS、「LanScopeシリーズ」を展開するMOTEXを子会社化

京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は、「LanScopeシリーズ」などを開発、販売するエムオーテックスの全株式を取得し、子会社化すると発表した。すでに株式の売買契約を締結しており、11月5日に子会社化が完了する。

これまでKCCSでは、脆弱性診断、改ざん検知、マルウェア検知などセキュリティ事業を展開しているが、IT資産管理や情報漏洩対策、内部統制分野の製品を展開するエムオーテックスを子会社化することにより、内外の脅威に対応したトータルセキュリティソリューションを展開する。

具体的には、両社の既存顧客に対して双方の製品を提供し、事業を拡大する予定。また市場が拡大しているスマートフォンやタブレット端末をターゲットとしたサービスの提供や、海外市場への展開を視野に入れ、4年後にセキュリティ事業において100億円の売上を目指すとしている。

(Security NEXT - 2012/10/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

富士通のネット接続サービス、8カ月以上にわたり侵害か
京セラ製のプリンタや複合機に脆弱性 - リモートでPWなど取得可能
KCCS、セキュリティ事業をMOTEXに統合
クラウド設定不備による情報漏洩対策で協業 - KCCSとラック
「Salesforceセキュリティ診断サービス」を提供 - KCCS
「Emotet」に感染、送受信メールが流出した可能性 - 京セラ
個情委、「内定辞退率予測サービス」で行政処分 - 利用企業にも指導
退職時に事業ノウハウ持ち出した元従業員が書類送検 - KCCS
KCCS、「Netskope」や「Darktrace」などを活用した脅威監視サービス
診断サービスを拡充、新ブランド「SecureOWL」を展開 - KCCS