Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Oracle、あわせて30件の脆弱性を修正したJavaのアップデートを公開

Oracleは、Java SEにおける深刻な脆弱性を修正する定例アップデート「クリティカルパッチアップデート(CPU)」を提供開始した。

今回のアップデートは、4カ月に1度の定例アップデート。影響を受けるのは「JRE」と「JDK」の「同7 Update 7」「同6 Update 35」「同5.0 Update 36」「同1.4.2_38」および「Java FX 2.2」で、これらより以前のバージョンも含まれる。

同社はアップデートにより、あわせて30件の脆弱性を修正。1件を除き、いずれも認証なしにリモートで攻撃が可能な脆弱性で、容易に悪用できるものも複数含まれる。

同社では脆弱性を修正した最新版へアップデートするよう呼びかけている。また次回の定例アップデートを、4カ月後となる2013年2月19日を予定している。

(Security NEXT - 2012/10/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Palo Alto、セキュリティアドバイザリ6件を公開
「Spring Framework」に脆弱性 - アップデートで修正
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因
プリント管理ソフト「Xerox FreeFlow Core」に深刻な脆弱性
「Amazon EMR」に深刻な脆弱性 - 資格情報漏洩のおそれ