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自動車103台分の登録原簿が所在不明に - 国交省

国土交通省は、北海道運輸局および関東運輸局において、登録自動車の一部情報が記載された「自動車登録乙原簿」が所在不明になっていることを明らかにした。

所在が不明になっているのは、データが電子化される以前の1987年までに登録された自動車の「自動車登録乙原簿」。自動車登録番号および抵当権者名が記載されている。

8月1日、北海道運輸局室蘭運輸支局で19台分の紛失が判明したのを受け、全運輸局で管理状況の調査を実施。その結果、関東運輸局千葉運輸支局野田自動車検査登録事務所で84台分が所在不明となっていることが判明した。

同省では今回の問題を受け、台帳で管理している情報をすべて電子化するなど、再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2012/09/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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