Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

みずほ銀行の利用者狙うフィッシング攻撃が発生

みずほ銀行のオンラインバンキング利用者を狙ったフィッシング攻撃が発生している。

フィッシング対策協議会が12日にフィッシングサイトの稼働を確認したもの。フィッシングメールでは、「新しいセキュリティシステムの導入にともない顧客情報を確認している」などと騙し、フィッシングサイトへ誘導、アカウント情報を騙し取る。

メールには、「手続きを怠ると使用時にエラーが発生する可能性がある」などユーザーを脅す文言が繰り返し記載されていた。

フィッシング対策協議会では、サイトの閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。誤ってログイン情報や第2認証などアカウント情報を送信しないよう呼びかけるとともに、類似サイトが発生する可能性があるとして注意喚起を行っている。

(Security NEXT - 2012/09/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

フィッシング攻撃支援サブスクの関係者を一斉検挙 - 利用者は約1万人
2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少
ウェブサーバが迷惑メール送信の踏み台に - タカラベルモント
メールサーバがフィッシングメールの踏み台に - 広済堂HD子会社
フィッシングURLが前月比約84%増 - 使い捨てURLを悪用
水道局を装う偽メールに注意 - 「未払料金ある」と誘導
健康器具メーカーのインスタアカが乗っ取り被害 - フィッシングで
警察庁、サイバー被害のオンライン通報窓口を設置 - 相談なども対応
NTTドコモ、スミッシング攻撃の踏み台端末に注意喚起 - 7月上旬から
「違法情報」の通報が約28.2%増 - 「犯罪実行者募集」は4000件超