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日本ラッド、ルネサス製セキュアマイコンのミドルウェアを開発

日本ラッドは、ルネサスエレクトロニクス製セキュアマイコンの機能を組込みアプリケーションから利用するためのミドルウェアを開発、開発支援ツールなどとともに提供を開始した。

同ミドルウェアは、セキュアマイコンの署名の検証、暗号化、復号化、ネットワークセキュリティといった機能を利用するために組込みアプリケーションへ独自APIを提供するもの。

「Linux」や「Windows Embedded」「ITRON」「QNX」に対応し、ポーティングが可能。ログ解析ツールと連携し、ユーザーアプリケーションも含めた実行解析にも対応する。

同社は、同ミドルウェアにより、「正当性証明」「データの暗号化および復号化」「耐タンパ設計によるハードウェア」などを実現できるとして、カーナビ、車載情報端末、ATM端末、キオスク端末、電気自動車の充電設備、近距離無線通信などの分野への活用を見込んでいる。

(Security NEXT - 2012/09/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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