Oracle、ゼロデイ攻撃発生した「Java」の脆弱性に対応
Oracleは、「Java」に脆弱性が見つかった問題で、8月30日に4件の問題を修正したアップデートを公開した。
影響を受けるのは、「Java SE 7 Update 6」「同6 Update 34」および以前のバージョン。問題の脆弱性が悪用された場合、サンドボックスを回避され、任意のコードを実行されるおそれがある。
今回修正された脆弱性「CVE-2012-4681」については、すでに悪用コードが公開されており、ゼロデイ攻撃が発生している。細工した「Wordファイル」をメールの添付ファイルとして送り付ける標的型攻撃のほか、改ざんしたウェブページ誘導する攻撃への懸念が出ている。
同社では「同7 Update 7」「同6 Update 35」にて修正した。最新バージョンへアップデートを実施するよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2012/09/03 )
ツイート
PR
関連記事
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性
NVIDIAのロボティクスやAI開発向けシミュレーション基盤に脆弱性
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を
