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ソリトン、定義ファイルに依存しないマルウェア対策ソフトの新版 - 管理機能を強化

ソリトンシステムズは、同社ソリューション「InfoTrace PLUSシリーズ」向けに、マルウェア対策ソフトウェアの最新版「Zerona V3.2.5」の提供を開始した。管理機能を強化している。

同製品は、従来の定義ファイルによる検知ではなく、新種マルウェアにも対応する4種類のエンジンを搭載したマルウェア対策ソフト。攻撃活動していない状態のマルウェア侵入や脆弱性を悪用していないマルウェアについても検知できる。

最新版では、「Zeronaエージェント」の管理機能を強化。管理サーバから「Zeronaエージェント」に対してバージョンアップや各種設定のプッシュ配信が可能で、スケジューリングの設定にも対応。ライセンス期限の事前通知やライセンス期限が近い端末の検索機能を追加している。

また詳細調査や検体確保のため、クライアントでマルウェアとして検知したファイルの駆除や取得が行える。さらに「Windows 7」の64bit環境や「VMware View」「Citrix XenDesktop」など仮想デスクトップ環境をあらたにサポートした。

10ライセンスから導入でき、ライセンス価格は、コード実行型攻撃の防御に特化した「Zerona Z1」が5000円/年。3種類の検知エンジンを追加した「Zerona Z4」1万円/年。ボリュームディスカウントも用意している。

(Security NEXT - 2012/07/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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