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ガジェット無効化用「Fix it」を公開 - 脆弱性悪用でコード実行のおそれ

マイクロソフトは、「Windows Vista」と「Windows 7」における「Windowsサイドバー」および「ガジェット」を無効化する「Fix it」を公開した。

同社では、一部ガジェットに脆弱性が存在していることを認識しており、悪用された場合に任意のコードを実行され、制御を奪われる可能性があるとして、同問題へ対応する「Fix it」を公開したもの。適用すると、Windowsサイドバーの表示と全ガジェット機能が無効化される。

脆弱性の影響を受ける場合や、悪意のあるガジェットに不安を持つユーザーに対し、できるだけ早い段階で「Fix it」を適用するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2012/07/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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