Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ロジテック製ルータへの脆弱性攻撃が発生 - ネット経由でアカウント情報奪われるおそれ

ロジテックが販売するルータ3製品に脆弱性が見つかった問題で、JPCERTコーディネーションセンターでは攻撃発生を受け、被害が発生している可能性もあるとして注意喚起を行った。

深刻な脆弱性が見つかったのは、「LAN-W300N/R」「LAN-W300N/RS」「LAN-W300N/RU2」の一部製品。ロジテックでは、5月16日に脆弱性を公表。対応するアップデートを公開している。インターネット経由で攻撃が可能で、脆弱性が悪用されるとISPへ接続する際のPPPoEアカウントやパスワードを取得されるおそれがある。

JPCERT/CCでは、5月25日に今回の脆弱性情報をアップデートし、脆弱性攻撃が発生していることを公表。すでに被害が発生している可能性があるとして対策を呼びかけている。

(Security NEXT - 2012/05/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「IBM Backup, Recovery and Media Services for i」に権限昇格の脆弱性
米当局、Linuxカーネルの脆弱性悪用に注意喚起
「Chrome」にアップデート - 3件のセキュリティ修正
「NetScaler ADC」「同Gateway」に深刻な脆弱性 - 早急に対応を
Trend Micro「Apex Central」に深刻な脆弱性 - 修正パッチをリリース
Apple製品の脆弱性に攻撃 - 2〜3月に修正済みも情報公開は6月
インフラアクセス制御基盤「Teleport」に認証回避の脆弱性
XML処理ライブラリ「libxml2」に複数の脆弱性
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正