音楽ファイルを違法に複製し、業務利用 - 逮捕者相次ぐ
音楽ファイルを無断で複製し、業務に用いていたとして、著作権法違反容疑による逮捕者が相次いで出ている。通信カラオケ機器やPCなどに複製し、顧客に提供していたという。
日本音楽著作権協会(JASRAC)によれば、福岡県警らは5月8日、携帯電話販売代理店の店内に配置したPCに音楽ファイルを複製し、来店した客の携帯電話に転送するサービスを行っていた疑いで、同代理店を運営する福岡県の法人の代表と幹部合わせて3人を逮捕した。
また同日、京都府警らが通信カラオケ機器に音楽ファイルと複製して飲食店へ不正に貸し出していたとして、京都市のカラオケリース会社の代表2人を逮捕。機器に搭載された不正利用防止機能を回避することで、リース会社がカラオケ事業者に支払うべき利用料を支払わず収益を上げていたと見られている。
(Security NEXT - 2012/05/11 )
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