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Androidマーケットにマルウェア排除機能が追加 - デベロッパーも監視

米Googleは、Androidマーケットにコードネーム「Bouncer」として開発されてきたマルウェア検知システムを導入したことを明らかにした。

導入したマルウェア検知システムは、あらたに公開されるアプリはもちろん、すでに公開済みのアプリやデベロッパーのアカウントについて自動的にスキャンニングを実施するシステム。

アプリケーションをアップロードすると、直後より既知のマルウェアやスパイウェア、トロイの木馬ではないか解析を実行。さらにアプリケーションが不正な動作を行っていないか挙動を確認する。

すべてのアプリケーションについてクラウド上の仮想マシンで動作させることで隠された不正行動なども探し出すほか、デベロッパーのアカウントについても分析を行い、不正行為を防止するという。

(Security NEXT - 2012/02/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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