MS、1月の月例パッチ7件を公開 - 先月延期となった「SSL/TLS」向けの修正も
日本マイクロソフトは、1月の月例セキュリティ更新プログラム7件を公開した。深刻度が「緊急」に設定されているプログラムは1件のみ。
同社は、今回公開した7件のプログラムで、あわせて8件の脆弱性を修正した。すでに公開されている脆弱性は、9月にアドバイザリが提供されている「CVE-2011-3389」の1件のみ。いずれも悪用は確認されていない。
深刻度が「緊急」にレーティングされている「MS12-004」は、「Windows Media」の脆弱性を修正するプログラム。適用優先度も3段階中もっとも高い「1」に設定している。
「MIDIファイル」の処理や「DirectShow」のキャプション機能に脆弱性が存在しており、細工されたファイルを開き、脆弱性が攻撃を受けた場合、リモートでコードが実行されるおそれがある。
(Security NEXT - 2012/01/11 )
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