Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ウェブアプリや開発言語に脆弱性、アップデートを - IPAが注意喚起

情報処理推進機構(IPA)は、開発言語やウェブアプリケーションプラットフォームにおいてサービス拒否の脆弱性があるとして注意を喚起した。

開発言語やウェブアプリケーションが利用するハッシュテーブルの処理に脆弱性が存在し、悪用することでサービス拒否が発生するもので、独n.runが11月にベンダーへ通知し、12月にアドバイザリを発表している。

影響を受けるのは、Microsoftの「.NET Framework」をはじめ、「Apache Tomcat」「Ruby」「PHP」などの一部バージョンで、いずれも脆弱性を修正したバージョンが公開されている。

同機構では、詳細情報が公開されているとしてアップデートするよう呼びかけるとともに、脆弱性の影響を緩和する方法を案内している。

(Security NEXT - 2012/01/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消