Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

標的型攻撃で総務省の複数PCがウイルス感染 - 震災関連資料に見せかけウイルス

総務省の職員が利用する複数のパソコンに、ウイルスが感染していたことがわかった。

一連のサイバー攻撃に関する報道を受け、同省内の調査を行ったところ、トロイの木馬が複数のPCに感染していることが11月2日に判明したもので、海外のサーバと通信していたという。

メールの添付ファイルが感染経路で、感染原因となったメールの件名は「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)について(平成23年7月26日 17:00):緊急災害対策本部発表資料)」だった。

同省では、ウイルスが感染したと見られるパソコン22台を回収。外部への情報流出など、詳細について調査を進めている。

(Security NEXT - 2011/11/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
米政府、WindowsやApple複数製品の脆弱性悪用に注意喚起
LinuxカーネルのUSBオーディオドライバ脆弱性 - 攻撃の標的に
「Android」にセキュリティパッチ - 複数脆弱性で悪用も
「Android」の3月パッチが公開 - ゼロデイ脆弱性2件に対応
フィッシング被害から個人情報流出や不正メール送信が発生 - 日本無線
「Chrome」のGPU脆弱性修正、WebKit関連のゼロデイ脆弱性と判明
米政府、Apple製品や「Junos OS」の脆弱性悪用に注意喚起
Apple、「iOS 18.3.2」など公開 - 旧iOSにゼロデイ攻撃の可能性
【特別企画】なぜ今「ASM」が注目されるのか - 攻撃者視点こそ防御のかなめ