Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS、6月のセキュリティパッチは「緊急」9件含む16件

日本マイクロソフトは、6月の月例セキュリティ更新プログラムの公開予告を行った。6月15日に16件を公開する予定。

公開されるプログラムのうち、深刻度が最も高い「緊急」は9件。「Windows」「Internet Explorer」のほか、「.NET Framework」「Silverlight」「Forefront Threat Management Gateway」などに関するパッチで、いずれも脆弱性を悪用された場合リモートでコードが実行されるおそれがある。

残り7件は次に深刻度の高い「重要」レベル。「Windows」および「Office」「SQL Server」「Visual Studio」など影響があり、情報漏洩や任意のコード実行、特権の昇格、サービス拒否などの脆弱性を解消する。

(Security NEXT - 2011/06/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Palo Alto、セキュリティアドバイザリ6件を公開
「Spring Framework」に脆弱性 - アップデートで修正
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因
プリント管理ソフト「Xerox FreeFlow Core」に深刻な脆弱性
「Amazon EMR」に深刻な脆弱性 - 資格情報漏洩のおそれ