Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「MasterCard」装うフィッシング攻撃が発生 - 日本語化されたサイトに注意

フィッシング対策協議会は、「MasterCard」を騙るフィッシングメールを確認したとして、注意を喚起している。

問題のメールは、「MasterCard Alert」「Important MasterCard Alert」「MasterCard Account Holder」「Regarding Your MasterCard」などの件名で英文により送信されており、アカウントの更新が必要だとして個人情報の入力を求めるという。

アクセス先のフィッシングサイトには、名前や住所、カード情報などの入力欄があり、ページは日本語化されていた。今回の攻撃では複数のURLが確認されている。

サイトは25日に確認され、同協議会では閉鎖のための調査を依頼している。またメールを受け取った場合、本文中のURLにアクセスしたり個人情報を入力したりしないよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2011/04/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
PyPI上に不正コード含む「num2words」 - 開発者がフィッシング被害
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
一部利用者でメールアドレスが変更される被害 - So-net
学生や教職員のアカウント情報が暗号化被害 - 東海大
婚活イベント情報サイトから情報流出 - フィッシング調査から判明
【特別企画】使える「脅威インテリジェンス」とは - 単なる情報ソースで終わらせないために
RSSフィードが改ざん、外部サイトのリンク混入 - リョーサン菱洋HD