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振込依頼書の誤印字で聴講生の個人情報が流出 - 大阪市の高校

大阪市立中央高校が聴講生へ郵送した振込依頼書に、誤って在校生の個人情報が印字されていたことがわかった。

誤印字されていたのは、4月4日に聴講生151人あてに郵送された諸費の振込依頼書。氏名と振込金額については正しいデータが印字されていたが、住所と電話番号は在校生のものが印字されており、在校生151人のデータが流出した。

同校の教職員が聴講生のデータを印字するため、在校生の一覧表を活用してデータを上書きし、それをもとに振込依頼書を印刷。各聴講生があらかじめ自分の氏名と住所を記入した封筒に入れて発送したという。

5日に複数の聴講生から指摘があり、判明した。同校では対象となる聴講生および在校生に対し、説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2011/04/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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