重要度「最高」の脆弱性8件などを解消した「Firefox 3.6.14」が公開
Mozillaは、深刻な脆弱性を解消した「Firefox 3.6.14」「同3.5.17」の提供を開始した。
「同3.6.14」では、JavaScriptの処理においてバッファオーバーフローが発生する脆弱性をはじめとする重要度「最高」の脆弱性8件や、重要度「高」「中」それぞれ1件のあわせて10件の脆弱性を修正した。
また「同3.5.17」では、9件の脆弱性へ対応。「同3.6.14」で対応した破損したJPEG画像によりアプリケーションがクラッシュする脆弱性「MFSA2011-09」は影響を受けないため、対応した脆弱性が1件少なくなっている。
(Security NEXT - 2011/03/03 )
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