Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

F-Secureのゲートウェイ製品にログが閲覧できる脆弱性

F-Secureのゲートウェイ型セキュリティ対策ソフトに脆弱性が判明したとして、同社やJPCERTコーディネーションセンターが注意を呼びかけている。

脆弱性が判明したのは、「F-SecureアンチウイルスLinuxゲートウェイVer.3.x」。認証を行うことなく同製品のログが閲覧できる脆弱性が存在しているもので、同社ではリスクレベルを4段階中、下から2番目である「Medium」に設定している。

同社では、脆弱性の影響を受けない「同Ver.4.x」へのアップデートを呼びかけている。また「Ver.3」を引き続き利用するユーザーに対して「hotfix」を用意している。

今回の脆弱性は、イージーネットの溝口浩氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERT/CCが調整を行った。

(Security NEXT - 2011/02/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
SAP、月例アドバイザリ20件を公開 - 複数「クリティカル」も
「ManageEngine Analytics Plus」にSQLi脆弱性 - 8月の更新で修正済み
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
Synology製NAS「BeeStation」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
米当局、「WatchGuard Firebox」など脆弱性3件の悪用に注意喚起
ビデオ会議サービスのZoom、脆弱性9件を公表
「MS Edge」のアップデート、脆弱性5件を修正
MS、11月の月例修正パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性にも対応
「Chrome」のスクリプトエンジン「V8」に脆弱性 - 修正版を公開