Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Adobe、「Photoshop CS5」の不正なライブラリ読み込む脆弱性を解消

Adobe Systemsは、同社グラフィックソフト「Adobe Photoshop CS5」の脆弱性を解消するセキュリティアップデートを提供開始した。

同アップデートは、Windows版の「Adobe Photoshop CS5 12.0.1」および以前のバージョンに見つかった脆弱性「CVE-2010-3127」を解消するプログラム。同社ウェブサイトよりダウンロードすることができる。

問題の脆弱性は、ネットワーク上のファイルなどを読み込む際に、ネットワーク上にある不正なライブラリファイルを読み込むもの。悪用された場合、情報の漏洩やユーザーの意図に反して設定が変更されたり、サービス拒否が発生する可能性がある。

(Security NEXT - 2010/12/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

MS、月例セキュリティ更新を公開 - 複数のゼロデイ脆弱性に対処
「Adobe ColdFusion」に深刻な脆弱性 - Adobeが緊急対応を呼びかけ
「FortiVoice」などFortinetの複数製品に脆弱性 - すでに悪用も
「FortiOS」に複数の脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Ivanti Neurons for ITSM」に認証回避の脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
「VMware Tools」に脆弱性 - アップデートをリリース
TeleMessageのメッセージアーカイバ、暗号化せず保存 - 米当局が注意喚起
「Microsoft Edge」にアップデート - 「WebAudio」の脆弱性を解消
「VMware Aria Automation」に脆弱性 - トークン窃取のおそれ
SonicWall「SMA100」狙う攻撃の増加に注意 - 国内でも対象機器が動作か