Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

11月はフィッシング報告件数が倍増 - フィッシング対策協議会まとめ

フィッシング対策協議会は、11月に同協議会が報告を受けたフィッシング件数について取りまとめた。前月から倍増している。

11月のフィッシングの報告件数は、前月の24件からほぼ倍増して47件だった。フィッシングサイトに用いられたユニークなURLの件数についても23件から46件へと大幅に増加している。

一方、ブランドが悪用された企業は、前月から横ばいの6件。有名カードブランドを装ったフィッシング攻撃が発生しており、特に「MasterCard」のフィッシング攻撃が11月中旬より増加しているという。

また日本語によるフィッシングメールやゲームサイトを装った攻撃も確認されているとして、同協議会では、誤って個人情報を送信しないよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2010/12/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少
フィッシングURLが前月比約84%増 - 使い捨てURLを悪用
「違法情報」の通報が約28.2%増 - 「犯罪実行者募集」は4000件超
フィッシング報告が前月比約35%減 - 悪用URLは約23%増
1年で不正サイトへのアクセス7億件をブロック - 前年から4割増
2023年の不正アクセス認知件数、前年比2.9倍に急増
J-CSIP、2023年4Qは脅威情報15件を共有 - 巧妙なフィッシングの報告も
1月のフィッシング、独自ドメイン使用する送信元メアドが増加
「セキュリティ10大脅威2024」 - 個人の脅威は順位表示を廃止
「フィッシング詐欺」、1年に3回も被害あったケースも