11月はフィッシング報告件数が倍増 - フィッシング対策協議会まとめ
フィッシング対策協議会は、11月に同協議会が報告を受けたフィッシング件数について取りまとめた。前月から倍増している。
11月のフィッシングの報告件数は、前月の24件からほぼ倍増して47件だった。フィッシングサイトに用いられたユニークなURLの件数についても23件から46件へと大幅に増加している。
一方、ブランドが悪用された企業は、前月から横ばいの6件。有名カードブランドを装ったフィッシング攻撃が発生しており、特に「MasterCard」のフィッシング攻撃が11月中旬より増加しているという。
また日本語によるフィッシングメールやゲームサイトを装った攻撃も確認されているとして、同協議会では、誤って個人情報を送信しないよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2010/12/01 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
フィッシング報告約19万件 - URLは前月比1割減
フィッシングURLが前月比4割増、報告20万件超 - 証券関係が再増加
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
フィッシング報告、過去最多の水準続く - 4分の1が証券関係
先週注目された記事(2025年5月4日〜2025年5月10日)
先週注目された記事(2025年4月20日〜2025年4月26日)
	
