Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Adobe Reader」の定例外パッチは10月5日 - 定例アップデートとあわせて実施

米Adobe Systemsは、「Adobe Acrobat」や「Adobe Reader」に含まれる深刻な脆弱性を解消するアップデートを、10月5日にリリースすると発表した。

今回のアップデートは、「Windows」をはじめとする各プラットフォームの「同9.3.4」および「同8.2.4」向けに提供される予定で、すでに脆弱性の悪用確認されている「CVE-2010-2883」や、「Adobe Flash Player」で先に解消されている「CVE-2010-2884」に対応するという。

同社では10月12日に四半期ごとに提供する定例アップデートを予定していたが、今回のアップデートとあわせて実施し、同日のアップデートは実施しない方針。

(Security NEXT - 2010/10/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み
「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開
NVIDIAのAI開発フレームワーク「NeMo」に3件の脆弱性