深刻な脆弱性を解消する「Flash Player」のアップデートを公開
米Adobe Systemsは、ゼロデイ攻撃も発生している深刻な脆弱性に対処したアップデート「Adobe Flash Player 10.1.53.64」「同9.0.277.0」を公開した。今回のアップデートでは、32件の脆弱性に対応したという。
今回公開されたのは、「Adobe Flash Player 10.0.45.2」や「同Flash Player 9」、および以前のバージョンに含まれる脆弱性を解消するアップデート。アプリケーションがクラッシュし、リモートでコードが実行されるおそれがある脆弱性を解消した。
対応プラットフォームは、「Windows」「Mac」「Linux」「Solaris」。また「Flash Player 9」利用者向けのアップデートも用意している。さらに「Windows」「Mac」「Linux」の「Adobe AIR 1.5.3.9130」および以前のバージョンに対応するアップデートについても提供を開始している。
(Security NEXT - 2010/06/11 )
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