Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

オーディション合格者など会員の個人情報最大3868件が流出か - 第一興商

第一興商のカラオケサービス会員の個人情報の一部が、外部から閲覧可能となり、流出したことがわかった。

同社が提供しているカラオケサービス「DAMステーション」の会員「club DAMメンバーシップ」の個人情報最大3868件が閲覧可能な状態となったもの。コンテンツ運営業務を委託しているサイドエーの管理するサーバの設定ミスが原因で、検索サイト上などへも登録されたという。

流出した個人情報は、オーディションサービス「歌スタ!!」の一次合格者2798人、「カラオケCD直送便」を利用した748人、「全日本カラオケグランプリ2006」の地区予選合格者315人、ボーカリストオーディション一次合格者7人。一部重複している可能性があり、氏名、住所、電話番号、年齢、性別など含まれる。

5月11日に一般の顧客から指摘があり判明し、同社ではセキュリティの設定やデータの移動、検索サイト上の個人情報の削除など対策を実施した。また関連する顧客を特定し、個別に説明と謝罪を進めている。

(Security NEXT - 2010/05/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

複数公民館でメール誤送信、宛先とBCCにメアド入力 - 神戸市
設定ミスでイベント申込者の個人情報が閲覧可能に - 東京都
「CTF for Girls」の申込者情報が閲覧可能に - フォーム設定ミスで
オーディション応募者の情報流出、対象範囲が拡大 - Brave group
個人情報入力するフォームで設定ミス、謝罪時に誤送信も - 岐薬大
フォームで個人情報が閲覧可能に、設定ミスで - ラストワンマイル
スマホサポーターの個人情報が流出、閲覧権限設定ミスで - 東京都
クラウドの誤設定で顧客情報がアクセス可能に - 衣料品メーカー
利用する労務管理クラウドで関連ファイルが流出 - イオングループ会社
クラウド保存した進路アンケートが生徒からも閲覧可能に - 都立中等学校