「VISA」装ったフィッシング攻撃が稼働中 - フィッシング対策協議会が注意喚起
フィッシング対策協議会は、カードブランド「VISA」を装ったフィッシングサイトが稼働中であるとして注意を呼びかけている。
今回見つかったフィッシングメールは英文で、カード利用が停止されているなどとして、不正サイトへアクセスを促し、カード番号や個人情報を入力させる手口。今回の攻撃で誘導先となっているURLは、現在わかっているだけでも7種類にのぼり、件名も「Verified by visa critical problem」「Visa Alert」「Visa Account Holder」など複数が使い分けられている。
今回のメールに関連して、VISAへ22件の問い合わせがあり、同協議会に対しても14件の報告が寄せられた。フィッシングサイトは、4月23日15時の時点で稼働中であり、JPCERTコーディネーションセンターがサイトを閉鎖するため調査を進めている。
(Security NEXT - 2010/04/23 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「再配達にはサービス料」、クレカ情報など狙う偽日本郵便に注意
Amazon関連ドメイン取得、3週間で700件以上 - プライム感謝祭を標的か
「Firefox 136」がリリース - ESR版では「クリティカル」脆弱性を修正
予約管理システムから個人情報が流出した可能性 - 呉竹荘
メールセキュ製品「Libraesva ESG」に脆弱性 - すでに悪用も、国家関与か
フィッシング報告約19万件 - URLは前月比1割減
偽「国勢調査」に注意 - 罰則で不安煽り、記念品で関心引く
システムに不正アクセス、予約者にフィッシングメール - 沼津リバーサイドホテル
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
フィッシング対策協議会、設立20周年記念セミナーを11月開催