Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「VISA」装ったフィッシング攻撃が稼働中 - フィッシング対策協議会が注意喚起

フィッシング対策協議会は、カードブランド「VISA」を装ったフィッシングサイトが稼働中であるとして注意を呼びかけている。

今回見つかったフィッシングメールは英文で、カード利用が停止されているなどとして、不正サイトへアクセスを促し、カード番号や個人情報を入力させる手口。今回の攻撃で誘導先となっているURLは、現在わかっているだけでも7種類にのぼり、件名も「Verified by visa critical problem」「Visa Alert」「Visa Account Holder」など複数が使い分けられている。

今回のメールに関連して、VISAへ22件の問い合わせがあり、同協議会に対しても14件の報告が寄せられた。フィッシングサイトは、4月23日15時の時点で稼働中であり、JPCERTコーディネーションセンターがサイトを閉鎖するため調査を進めている。

(Security NEXT - 2010/04/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

予約管理システム侵害、予約者にフィッシングメール - 京都市内のホテル
JPCERT/CCベストレポーター賞、多数の報告で寄与した2人が受賞
先週注目された記事(2025年11月30日〜2025年12月6日)
「ローチケ」装うフィッシング攻撃 - 当選通知など偽装
「ChatGPT」のフィッシング攻撃 - アカウント停止と不安煽る
AI環境向けに分散処理フレームワーク「Ray」にRCE脆弱性
「ブラックフライデー」狙いのドメイン取得増加 - 偽通販サイトに警戒を
先週注目された記事(2025年11月16日〜2025年11月22日)
フィッシング契機に個人情報流出判明、犯行声明も - フォトクリエイト
「CODE BLUE 2025」まもなく開催 - CFP応募は前年比約1.6倍