Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「VISA」装ったフィッシング攻撃が稼働中 - フィッシング対策協議会が注意喚起

フィッシング対策協議会は、カードブランド「VISA」を装ったフィッシングサイトが稼働中であるとして注意を呼びかけている。

今回見つかったフィッシングメールは英文で、カード利用が停止されているなどとして、不正サイトへアクセスを促し、カード番号や個人情報を入力させる手口。今回の攻撃で誘導先となっているURLは、現在わかっているだけでも7種類にのぼり、件名も「Verified by visa critical problem」「Visa Alert」「Visa Account Holder」など複数が使い分けられている。

今回のメールに関連して、VISAへ22件の問い合わせがあり、同協議会に対しても14件の報告が寄せられた。フィッシングサイトは、4月23日15時の時点で稼働中であり、JPCERTコーディネーションセンターがサイトを閉鎖するため調査を進めている。

(Security NEXT - 2010/04/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
脅威の可視化からテイクダウンまで提供「PHISHNET/25 Axur」 - TwoFive
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加
3月はフィッシング報告が約25万件で過去最多 - URLは前月比2.3倍に
「豪華3大特典」と誘惑 - 偽マネックス証券のフィッシングに注意
先週注目された記事(2025年3月16日〜2025年3月22日)
フィッシングURLが約48%減 - 約1年ぶりの2万件台
「北海道じゃらん」に攻撃、個人情報流出か - フィッシング攻撃も
フィッシング被害から個人情報流出や不正メール送信が発生 - 日本無線
巧妙な「フィッシング」、電話で操作指示も- 不正送金被害が発生