Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Oracle、データベースやSun製品など47件の脆弱性へ対処

Oracleは、四半期ごとに提供している定例セキュリティアップデートを公開し、データベースやエンタープライズ向け製品に見つかった複数の深刻な脆弱性を解消した。

対象となるのは、「Oracle Database」や「Oracle Sun Product Suite」をはじめ、「Oracle Fusion Middleware」「Oracle Collaboration Suite Beehive Collaboration Software」「Oracle E-Business Suite and Applications」「Oracle PeopleSoft Enterprise and JD Edwards EnterpriseOne」「Oracle Life Sciences Industry Suite」「Oracle Retail Industry Suite」「Oracle Communications Industry Suite」の9プロダクトグループ。

今回のアップデートでは累積した複数の問題を解消し、のべ47件に対応している。「Oracle Enterprise Manager」「Oracle Siebel Enterprise」などセキュリティとは関係ないアップデートも含まれるが、相互依存関係があるため適用する必要がある。

Oracle Critical Patch Update Advisory - April 2010
http://www.oracle.com/technology/deploy/security/critical-patch-updates/cpuapr2010.html

Oracle
http://www.oracle.com/

(Security NEXT - 2010/04/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

2024年2Qの「JVN iPedia」登録は1463件 - NVDの公開遅延が影響
JPCERT/CCが感謝状 - 脆弱性悪用対応の「重要な模範事例」
WPプラグイン「WooCommerce Social Login」に複数の脆弱性
特権アクセス管理製品「Symantec PAM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Apache CloudStack」でSAML認証をバイパスされるおそれ
「サポート詐欺」の相談が3割増 - 過去最多を更新
省庁や独法などの攻撃対象領域保護を実施 - NISC
冊子発送先の個人情報を郵便局へ誤送付 - CCNC
2Qの脆弱性届け出は112件 - 前四半期から半減
高校生向けセミナーの申込フォームで設定ミス - 岩手県立大